Because Everything Makes Your SONG Blooms.

以下は、自動書記で書かれております。
歌を作るときもそうですが、ときどき自然と文章が出てくるときがあります。
素敵な内容でしたので掲載させていただきます。
 
〜 すべては、素直な心の歌を歌うために。〜 はじまりのメモ。
 
自然とクリームパンが食べたくなって、コンビニへ買いに行って、ついでにカフェオレも買って、車の中でパクっと食べて、美味しいなぁ〜♪とごきげんに成るように。
 
自然と走りたくなって、持っていたバッグを肩にかけて、少し長い髪をヘアゴムで束ねて、ちょっと腕まくりして、最初は小走りで、そのうち全力で走り出して、あの坂の上のてっぺんまで、あと少し、あと少し、あと電柱2つぶん、ハァ、ハァ、息も切れて、あともう少し、もう少し、足が重いけど、腕を振って、前へ、前へ、あと少し、少し、よし、よしっ、着いた〜〜〜っ!!!って、坂の上のてっぺんから下りの坂道を見下ろして、思いきり、気持ちいい〜!!!と叫んでごきげんに成るように。
 
自然と部屋の片付けがしたくなって、床に転がっている子供のオモチャや散らかっている服なんかを片っ端から整理整頓して、あ、そうだ、窓を開けよう!って部屋の窓を全開して、ちらっと外を見て今日もいい天気だなぁだなんて思って、よしっ、ダイソンだ!とダイソンを部屋に持ってきて、すっきりした床の上に滑らせて、ゴイゴイゴイゴイ滑らせて、あの小さなゴミも、あんなところにあるフワフワした小さなゴミも全部吸い込んで、どんどんどんどんスッキリさせていって、隅から隅まで順番に思いつくままにスッキリさせていって、よしっ、こんなもんだ!ってダイソンの電源を切って、ふう〜っ、と正座をして部屋を眺めて、ああ、スッキリしたぁ…。そうだ!コーヒー淹れよう!ってごきげんに成るように。
 
自然と食べたくなったり、走りたくなったり、掃除をしたくなったりするように。
自然と誰かと会いたくなったり、買い物に行きたくなったり、運転をしたくなったりするように。
自然と本を読みたくなったり、映画を観たくなったり、音楽を聴きたくなったりするように。
 
自然と歌いたくなるときがある。
自然と歌が口からすいっと出てくるときがある。
私のリズムで、メロディで、私の言葉で。
 
それくらい、私たち人間にとって、歌いたくなること、
それは自然なことだと感じる。
 
私たちは、私たち固有の歌をみんな身体に持っている。
身体に持って生まれてくる。
 
この世に全く同じ見た目の人がいないように、存在する人の数だけ「楽器」があり、そして引き継がれることなく消えていく___ほどに。(自分が本当に何をしたいかを見極め、その決心をつらぬけPosted on 2017/07/22田中 彩子 ソプラノ歌手 ウィーン)
 
私たちは生まれながらにして固有の歌を秘めている。
 
そして、その身体に受けた歌を携えながら生きている。
 
生活をしている。
働きながら。
交流しながら。
食べて、服を着て、眠って、
笑って、おしゃべりして、時に泣いて、生きている。
 
呼吸をするように、日常生活を生きている。
いつも、身体に携えた歌と一緒に、生きている。
 
だから、私はそんな私たちの歌を、
あなたの身体に秘められている歌を、聴かせてほしい。
 
私自身も、私の歌をリズムにして、メロディにして、私の言葉にして、
歌って、外側から聴いてみたい。
 
私の歌、あなたの歌、
身体から自然と出来上がってくる歌を、
聴いて、聴かせてもらって、
 
私の魂に、あなたの魂に触れたい。